2025.05.22 ブログ『自分の弱みと向き合うということ』を更新しました。

自分の弱みと向き合うということ

コーチング

ゴール設定

かずやさんは会社からある資格を取るように言われ、一か八か受けたのですが準備不足で残念ながら落ちてしまいました。

その資格があれば自分の仕事にもとても役立つし名刺にも記載できるのでお客様からの信頼も獲得でき、本人もできれば受かりたいと思っていました。

ただこの資格はとても倍率が高く合格率は15%程度と言われています。

その時点から自分は勉強が苦手だし合格することは無理だろうな。。。という「マインドブロック」がありました。

マインドブロック・・・手強いよね

みか
みか

学生時代「勉強ができなかった」って人ほどこのマインドブロックをなかなか取り除けない事が多い。。。

試験日から逆算

コーチングセッションでまず最初に始めたのは試験日から逆算してゴール設定をすることでした。

その時点で半年という時間があったのでかずやさんも「できないことはない!」と思っていました。

前年受けたこともあり試験会場の様子や、どのような問題が出題されるかなど様子がわかっていたのも良かったと思います。

勉強する時間

ただ、かずやさんはサラリーマンです。フルタイムで仕事をしていて残業もしているので、時間の確保が最初の難関となってきます。

そこでコーチングセッションでまずはいつ試験勉強の時間を取れるかを探っていきました。

通勤時間に電車の中で朝と帰り30分取るということ。それから土曜日と日曜日にまとめて2、3時間程度時間を確保できればなんとか間に合うのではないかという結論に辿り着きました。

自分一人でここまでモチベーション上げるのはなかなか難しいよね

みか
みか

そういう時の強い味方がコーチング✨

勉強方法

この試験はとても認知度が高い国家試験なので、たくさんの資料や過去問の本などは簡単に手に入ります。会社でもそのような資料がたくさんあるということだったので、それを使って勉強していくという方向で決めました。

自分の弱点と向き合う

弱みと向き合う事の難しさ

資料を使ってどこにフォーカスをして進めていけばいいかという話になった時に、過去問を解いているといつも同じカテゴリーのところで点数を落としている事に気づいたということでした。そこを埋めるにはどうしたらいいか?と考えた時に、必然的に間違いの多いカテゴリーの過去問を解く」ということになりそれを宿題にしました。

その次のセッションの時にその宿題をやったか聞いてみると「やっていません」という答えが。最初私はその時になぜやっていないのか不思議に思いました。とてもシンプルでストレートな宿題だと思っていたし、そこを克服すればかなりの点数を稼げるいわゆる伸びしろなんです。

その後何が原因でできなかったのかを深掘りしていくとこんな答えが返ってきました。

「自分は弱点を向き合うのが苦手なんです。見て見ぬふりをしてしまうんです」と。

ジェームス
ジェームス

自分の『弱み・弱点』を受け入れるのって勇気のいることだよね

みか
みか

そうだね。でもそこを乗り越えてこそレベルアップした自分が見えてくるんだよね!『成功した時の自分』をイメージするトレーニングもコーチングでやるよ

その時私は「なるほど!」と思いました。

スキル的にはとてもシンプルでストレートな宿題でしたが、メンタル面で彼にとってはなかなか受け入れられなかったのだと気づきました。

実は彼は若い頃素晴らしい成績を残したスピードスケートの選手でした。アジア冬季競技大会では銅メダルを獲得した実績もあります。そんな彼だからこそ私は「彼なら出来る!」と心の底から信じていましたが、ここでの違いは彼が当時熱中していて自分が心底やりたいスケートと、『会社から言われて仕方なくやる試験』という事です。

自分がやりたい事だともちろん向上心もあり自然と「どこが悪かったんだろう?」と振り返ることもできますが、人から言われてやるとなるとそんな弱点と向き合うことはなかなか難しいことです。

角度を変えて見てみる

会社から言われてしぶしぶ。。。となると誰でもモチベーションは上がらないものです。誰かにコントロールされることは誰でも嫌なことです。

そこで味方を変える提案をさせていただきました。

まずは自分がこの資格を取ったらどんな未来が待っているか?かずやさんは生き生きした顔でたくさんポジティブな未来の自分について語ってくれました。

この資格を獲得すると先ほども触れましたが自分の名刺でそれを表記できるのでお客様からの信頼も受けやすくなるということでした。そんな未来の自分を想像してそれに向かって進めていくコーチングを始めました。

こうする事によって今の自分の行動を「会社に言われたから」ではなく「自分が選択してそれに向かって進んでいる」という角度に考えを変えていくことが出来るようになりました。

弱点に向き合ったことから得るもの

自分の弱点を向き合うことが苦手。。。たくさんの人がそう感じると思います。ただ、そこを克服することによって得られるものは本当に大きいのです。

弱点=伸びしろです。

得意なところはそれ以上なかなか伸びることは難しいですが、弱点を伸ばすと結果的には大きな成長となるのです。

ジェームス
ジェームス

本当にその通りだね!

みか
みか

でしょ?!

ただその考えに行き着くまでのハードルがあるとなかなかそうポジティブに物事を考えられなくなってしまいますよね。そんな時にコーチングが少し違う方向から物事を考えるきっかけを与えてくれ、そこからポジティブに考えられるようになってくるのです。

成長とは?

成長するということは今よりも何かをできるようになっている事ですよね。人としてかもしれないし、かずやさんのように試験に合格することによって何かを達成することかもしれません。

どちらにしても今の自分より成長するためには、今の自分の弱点や苦手なことを克服することがより大きな成長する近道となります

自分の苦手分野=伸びしろを成長させることによってあなたの人生に大きな変化が訪れます。

自分に自信を持てるようになり、楽しい人生を送れるようになれるのです。

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